第29回 活動方針案【5】

 

【5】2026春季生活闘争に向けた方針と戦略

現在圧倒的に20代、30代の社員が足りていない我社が今講じなければならないのは、内部留保に力を入れるのではなく、人財確保のために採用競争力を高め「制度の再構築」と「就労待遇と職場環境の見直し」をおこなうために原資を使うことです。
 働く環境が改善されれば、今は厳しくても、未来が開けます。人に余裕が出来れば仕事の質、社員の質の向上に繋がります。そして、この状況下を作ったのは言うまでもなく、労働組合の提言を軽んじ問題点や課題解決を先送りにしてきた過去の経営陣です。
 これまで以上に会社側と協議を進めるためには、労働組合も新たな制度を構築し、労働協約を更新しなければなりません。グループ労組の中でも、当社の労働協約は最低限しか協定を結んでおらず、薄い内容となっています。会社側は、あまり労働協約に触れたがらない傾向にあることから、次年度からグループ水準の協約を構築する必要があります。
 2026春闘で会社側へ提出する「賃上げ要求」、「職場・待遇改善」の申し入れ書は、6月~9月に実施したオルグ活動で寄せられた要望と、グループからの情報共有、ブログにある「要望投書箱」から執行委員会で集計と選定をしています。決まり次第、組合情報誌・組合ブログでお知らせし会社側へ提出します。

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